突然の雨、馬場発表「重」。芝のコンディションが悪化すると、展開や馬の能力以上に「馬場適性」がレース結果を左右します。 なかでも 芝の重馬場 は、血統による得意・不得意がはっきりと現れやすく、普段は目立たないような馬が激走することも。逆に、人気を背負った馬が馬場に泣いて凡走するケースも多く見られます。 この記事では、 芝の道悪レースで“浮上しやすい血統”と“割引きたい血統”の特徴 を整理しながら、注目の種牡馬を紹介します。 芝の重馬場に強い血統の特徴とは? 芝の道悪では、瞬発力よりも パワー・持久力・粘り強さ が問われます。以下は、芝の重馬場で好走率が高くなる傾向にある血統の特徴です。 ✅ パワー型の父系 欧州型血統やダートでも実績のある種牡馬など、粘り強く脚を使える血統が有利。 ✅ スタミナ寄りの配合 道悪ではスピードを活かしきれず、スタミナ型がバテずに浮上しやすい。 ✅ 時計のかかる馬場に強い種牡馬 キズナ、ハービンジャー、オルフェーヴルなど、道悪で真価を発揮する系統。 ✅ 馬格のある産駒 500kg前後の大型馬は、重馬場を力強く踏みしめて走るタイプが多く、道悪向き。 芝の道悪で信頼できる種牡馬5選 ■ キズナ ディープインパクト系ながら、母系のStorm Catが効いていて粘り強い産駒が多い。特に芝1800〜2000mで安定感。 ■ ハービンジャー 欧州型でスタミナ・パワー型。時計がかかる芝や洋芝で好走率が高い。 ■ オルフェーヴル パワー+根性の個性派。極悪馬場もこなせる“道悪職人”的な産駒も多い。 ■ ゴールドシップ パワー×粘り。スタミナが問われる展開でこそ浮上する産駒がいる。母系に注目。 ■ モーリス 道悪でも安定した先行力が魅力。配合によってはタフな馬場にも対応可能。 競馬場別:芝の重馬場で狙いたい傾向 競馬場 傾向 狙い血統 東京芝 内が荒れやすく、外差し有利 ハービンジャー、オルフェーヴル 中山芝 機動力とパワーが重要 ゴールドシップ、キズナ 阪神芝 持久力勝負になりやすい モーリス、キズナ 逆に、道悪で評価を下げたい血統とは? 道悪になると、通常は強さを発揮するはずの“瞬発力型血統”がパフォーマンスを落とす場面もあります。 ❌ 瞬発力型(軽い芝向き) 例: ディープインパクト系 軽いフットワークとキレで勝負する馬は、道悪でその良さが出にくく、人気で飛ぶことも。 ❌ 牝系が軽量スピード型 米国スピード系(Mr. Prospectorなど)+小柄な産駒は滑りやすく、パワー負けしやすい。 ❌ ディープ × キンカメ のような高速決着型配合 馬場が渋ると持ち味を出せず、凡走することもある。 例外もありますが、「人気先行の瞬発型」は道悪で疑ってかかる視点が重要です。 まとめ|芝の道悪は血統で狙い撃て! 芝の重馬場では、「スピード」より「パワー・スタミナ・粘り」の血統が活躍します。 馬場の変化によって、 血統で馬の適性を見抜く力 が結果を大きく左右します。 ぜひ、この記事で紹介した種牡馬や特徴を参考に、道悪のレースで馬券戦略に活かしてみてください。 なお、本記事は 芝の道悪専用 として構成しています。ダートの重・不良馬場に強い血統については、別記事で解説予定です。